南伊豆アボカドプロジェクト 2018年秋の現地の様子をご報告いたします!
11/25(日)に現地・マザーアースクラブを訪問し、苗木の成長を確認してまいりました。その模様を写真とともにご覧ください。
苗木の生育 – ハウスは快調!いよいよ来年!?
ハウスに入って「大きくなってる!」と一目でわかるくらい、苗は元気に育っております!
昨年(2017)は外植えが中心で、夏は雨不足、手作業の灌水(水やり)で応急処置をするも足らず、成長が遅かったのですが、今年は冷え込みの厳しかった冬の反省も踏まえ
- 苗木購入から3年間は、ハウス内で育てる。3年後に外の果樹園に定植。
と育成方法を切り替えた効果で、夏場の灌水と温度管理がやりやすくなり、「災害クラス」と言われた2018年の猛暑の下でもスクスクと育ってくれました!
中でも一番大きくなった苗木と、身長156cmのメンバーを並べたのが、2枚目の写真です。どうです?大きくなったでしょう!(ちょっと親戚の子を見る気分)
苗木をお世話していただいているマザーアースクラブ・石川さんによると、この木なら、まだ本格的な収穫は無理だけど、来年夏に1〜2個くらいなら、実を生らせてみてもいいかな、と!
なんと「国産・無農薬・完熟アボカド」来年秋には、味見ぐらいはできるかもしれません!
アボカドの品種によって成長にバラツキがあるようで、一番大きくなったのは「ベーコン」でした。他の苗木は、これよりは小さいですが、順調に育って葉を繁らせております。その様子を写真でご覧ください。
今年の春や、昨年秋とも比べてみてください。
外植えの冬越しも設備増強
昨年に外の果樹園に定植した苗木も、遅れてはいますが、頑張って成長しております。
昨シーズンの冬は、南伊豆でも氷点下が数日続くような異常な寒さでしたが、そんな厳しい冷え込みに再び襲われても耐えられるよう、今シーズンは冬越しの支度も強化します。
昨年より支柱の数を増やし、背も高く、幅も広く囲います。昨年は「風除け」を主な目的として不織布を巻いていましたが、今年はビニールに変更します。苗木の周りに「小さなビニールハウス」を作るイメージです。
寒さには相当強くなりますが、風通しが悪いので、暖かくなった日に蒸れたりしないよう、管理の手間は増えてしまいます。石川さん、お手数ですがよろしくお願いします!
畑の様子 – 菜花の季節!
え?菜花って春じゃないの?と思われるかもしれませんが、年内〜冬に収穫できる早生種(「京の春」なんて雅な名前が付いてます)があるんです。
石川さんは南伊豆の温暖な気候を生かして、年内の早い時期から出荷できる菜花の栽培に力を入れていらっしゃいます。その菜花の畑を今回はじっくり見せていただきました。
畑は極早生種の出荷が一段落して、第二弾の早生種の花を待っているところでした。菜花は、最初に低い背丈で葉が繁り、中心に花芽が出来て、その後にスクスクと伸びるそうです。
葉っぱをかき分けると、確かに花芽がいました!
よく見ると、もうちょっと顔を出してる花芽もいますね!
この畑からは12月中旬に出荷予定とのこと。ビオシェルジュ で販売しますので、よろしくお願いします!
グルメ情報 – いのしかジビエ!
伊豆では、畑に害を出す猪や鹿を適切に駆除すると共に、美味しい食肉として販売することが盛んです。
こちらは往路で立ち寄った道の駅・天城越えの「猪肉うどん」
そしてこちらが、昼食をいただいた「きくちゃん食堂」の鹿肉ステーキ!どーん!
お店のご主人からは、鹿や猪を美味しい肉にするための方法など、いろいろお話しを伺いながらいただきました。大変美味しゅうございました!
アボカドのお世話をお願いしている石川さん、実は南伊豆で獣肉の処理、加工をしている方ともお知り合いで、一緒に南伊豆の食の発信に取り組まれています。私たちも応援しています。
近いうちに、ジビエの仕入れのご紹介ができるかも!?
おまけ
取材日は、紅葉シーズンの三連休の最終日、帰りの渋滞は酷い目に遭いました…
写真は、まだ帰りの渋滞に捕まる前、のん気に伊豆スカイラインからの夜景を撮影したものです。
でも今回の取材も、いろいろ勉強になりました。楽しかったです!
取材日:2018/11/25
今回のご報告はここまでです。いかがでしたでしょうか?
次回の現地訪問は2019年5月下旬を予定しています。また近くになりましたらご案内いたしますので、ぜひご一緒しましょう!
プロジェクト参加者も引き続き募集しています。ご参加お待ちしています!