今年の7月下旬のことです。
静岡県南伊豆町のマザーアースクラブさんにお邪魔して、農園取材と作物の状況をお伺いしておりました。
こちらは 20年 無農薬無化学肥料で、夏みかん、カボチャ、クレソン、フキ、菜花などを作っていらっしゃる素敵な農園です。
(この日は天気がイマイチで暗めの写真が多いですが、本当に素敵な農園です)
「夏みかんは順調に実を付けてるよ〜
来年が楽しみだねぇ」
「クレソンも調子いいねぇ。秋には出せるよ!」
「今年は変な天気でねぇ..カボチャあんまり取れないんだよねぇ…」
「この辺もイノシシが増えてね、ほら道端の水たまりで水浴びしてってるんだ。足跡もあるでしょ」
なんて話を伺いつつ、もう一つの夏みかん果樹園に到着。
「地球温暖化の影響なのかなぁ、気候が変わってるのを感じるんだよねぇ。環境の変化に耐えられるように、新しいことも始めていきたいんだ」
と果樹園の一部でオリーブの植樹を始められていました。
− 「あ、それならアボカドも植えてみませんか!? 『有機のアボカドないですか?』って問い合わせ、結構あるんです」
「気候は大丈夫なはずなんだ、でも苗木が高いんだよね〜」
− 「僕らも食べてみたいんです。じゃ僕らもお金を出します! あ、レストランさんとかにも声をかけてみようかな!?」
「お!じゃあチャレンジしてみようかな!」
こうして南伊豆アボカドプロジェクトは始動したのです。
(次章に続く)