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南伊豆アボカドPrj. – 現地報告2019初夏

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南伊豆アボカドPrj. – 現地報告2019初夏

南伊豆アボカドPrj. – 現地報告2019初夏

南伊豆アボカドプロジェクト 2019年初夏の現地の様子をご報告いたします!

6/30(日)に現地・マザーアースクラブを訪問し、苗木の成長を確認してまいりました。その模様を写真とともにご覧ください。

苗木の生育 – ハウスは順調!実は来年に期待

本当は5月下旬に訪問したかったのですが、都合により6月末にズレ込んでしまいました。当日は生憎の雨模様と強風。近くの愛逢岬(あいあい岬)も↓こんな感じでした。天気が良い日は絶景スポットなんですが…

数日前から天気予報でわかっていましたが、これ以上延ばすわけにもいかず、強行してきました。残念ながら、畑が泥濘んでいたため、外植えのアボカドは見に行けませんでした。

ただ、ハウスの方に入ってみると!

ハウス内で冬を越した苗木たち、それぞれ大きな鉢に植え替えられて、すこぶる順調に育っております!

昨年秋に、身長156cmのメンバーと比較した木は、背は少し伸びただけですが、葉の繁りが良くなってます。

それを飛び越えて大きく伸びた苗木もありました!
ちょっと調子にのる弊社松野(身長182cm)との比較がこちらです。

5歳女子と比較すると、こんな感じ。

いよいよアボカド果樹園っぽくなって来ましたね!2016年秋にスタートしましたから、ここまで約2年半です。

じつは昨年(2018)末に、一番大きくなってる1〜2本の苗木には、今年(2019)には実を1つ2つくらい付けさせて、試しに収穫してみよう、という計画をしていたのです。
ですが…皆さん、今年の5月末、急に暑くなったのを覚えていらっしゃいますか?
気温30度を超える真夏日が続き「今年も酷暑か!?」と身構えた1週間がありました。(その後は数年ぶりの梅雨らしい梅雨で、肌寒い日が続いていますね)

アボカドは、本来なら、6月頃に花が咲いて受粉し、実は夏にゆっくりと大きく育って、秋に熟して収穫できる、という作物なのですが、実はあの5月末の猛暑で、慌てたアボカドが花を咲かせちゃったんです。
そして直後に梅雨寒に遭った影響で、花が落ちてしまい、残念ながら今年は実を付けることができませんでした。

苗木のお世話をお願いしているマザーアースクラブ・石川さんによると、本来は暑さに強いアボカドでも、夏に順化する前、まだ暑さに慣れないうち、急激な温度のアップダウンに遭ってしまったので、耐えられなかったのでは、と考えていらっしゃいます。
春先のハウスの温度管理の重要性を再認識させられました。

ただ木が大きくなれば、生命力も強くなり、温度変化への耐性も上がるはずです。ここまでご紹介した苗木の他にも、何本も順調に育って来ていますので、その様子をご覧ください。

美味しいハウス!

南国・南伊豆のハウスは、アボカド以外にもワクワクするような植物がいっぱい!
まずはパッションフルーツの花と実から!

もともとハウスにパッションフルーツの大木(木というか蔓)があったのですが、2017末からの冬の冷込みで枯れてしまったんです。昨年植え直したものが育って、もう実をつけていました。熟すのは秋なので、今回は食べられず。残念!

こちらは食用ホオズキ。見た目もカワイイし、とっても甘くて美味しいのですが、高価になりがちで、まだ本格的な栽培はされていません。気になる方は弊社までお問い合わせください。

アボカドの種から育てている鉢もあります。一般に栽培用として販売されているアボカドの苗木は、種から発芽したところに”大人”の木を接ぎ木したもので、3〜5年後に実が生ります。
これが種から純粋に育てた苗木だと、実を結ぶまで7〜8年かかってしまうそうです。桃栗三年柿八年…じゃないけど大変ですね。

美味しい甘夏も出荷している農家さんですが、ちょうど出荷シーズンが終わり、残念…
と思っていたら、最後の最後、残っていた小さい実を石川さんが出してくださいました!すかさず柑橘大好き5歳女子の手が伸びます。

この黒いのは一体…何?と聞いてみたら、なんと完熟した空豆でした!これを使って自家製・豆板醤を仕込んだ石川さん、ちょっと舐めさせてもらったら、これが美味ーい!これだけでご飯何杯かイケるやつでした。

有機農家さんは、そもそも食べることが大好きな方が多くて、自分でもいろいろ試されています。来るたびに美味しい発見があります!

畑の様子 – カボチャ生育中!

短い晴れ間があったので、近くにあるカボチャの畑の様子を見せていただきました。

こちらはコリンキーという、生食できるカボチャ。まだ実が付いたばかりですが、この後3週間〜1ヶ月ほどで成熟し、皮のオレンジ色が美しいカボチャになります。

マザーアースクラブ・石川さんのお野菜は、ビオシェルジュで販売しております。季節により取り扱いがない場合がありますので、ログインしてお確かめください!

カボチャの畑では、有機農業の技についても教えていただきました。写真だと非常にわかりづらいのですが…最初の写真が「イヌムギ」です。これが大繁殖すると野菜に影響するので、抑えたい草です。
そして2枚目の写真で、カボチャの周りに生えているのが「えん麦」(えんばく)です。こちらは緑肥(あとで畑に鋤き込んで肥料になる植物)として育てたものです。

今年この「えん麦」を植えた部分は「イヌムギ」が全く生えなかったそうで、苦労していた「イヌムギ」対策が解決しそうとのこと。しかも肥料になるし、一石二鳥ですね!

農薬を(もちろん除草剤も)使わない農業は大変ですが、いろいろな工夫があるものです。畑に来るたびに勉強になります。


取材日:2019/06/30

今回のご報告はここまでです。いかがでしたでしょうか?
次回の現地訪問は2019年11月下旬を予定しています。また近くになりましたらご案内いたしますので、ぜひご一緒しましょう!

プロジェクト参加者も引き続き募集しています。ご参加お待ちしています!

南伊豆アボカドプロジェクト
南伊豆アボカドプロジェクト
南伊豆の温暖な地で、石川さんが無農薬・無化学肥料の国産アボカドにチャレンジされます。ぜひ応援してください! 参加されると、貴重な国産無農薬アボカドが手に入ります。

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