すこし時間が経ってしまいましたが 7/17(日) にお客様であるレストランの料理人の方をお連れして、山梨県の農家さんにお邪魔してきました!
(写真はズッキーニ畑)
業務用食材として野菜を使うだけでなく、野菜の育った環境のことや、育て方、そして育てた人のことを知れば、料理のイメージが膨らみます。
また、レストランに食べに来たお客様には、食材と一緒に畑のお話を差し上げていただければ、より美味しさを感じてもらえます。
そして畑には意外な「お宝」が眠っていることも!(記事の後半でご紹介しますよ)
一方で農家さんにとっては、自分の野菜がどんな料理になってるのか、プロの料理人からみてどうなのか、お客様の評判はどうなのか、とっても気になるところなんです。
料理人の方と直接お話をしていただくのは、農家さんのモチベーションアップにつながります。
ということでマクミノルでは野菜を卸売りするだけでなく、レストランや小売店の皆さんを積極的に農園にお連れしております!
では、本題に入りましょう。
最初は盛りの夏野菜から見せていただきます!
上の写真は順にトマト、ピーマン、黄色インゲン、モロッコインゲン。
最後はピンキーという品種のミニトマトですが、生り方がカワイイですね!
端から順に色づく姿が見られるのは、畑見学ならではですね。
こちらは茄子シリーズ!
普通のナス、白ナスに、縞模様が美しいゼブラナス。見た目のインパクトだけじゃなくて味も抜群です。
太陽さんさんのトンネルに生るのはキュウリ!
その場でガブっと試食してもらったら、とても気に入っていただきました (^^)
レストランの夏のメニューは、この農園のこのキュウリで、とご指名いただきました〜
近くの古民家レストランに移動して昼食です。
オーガニック農家さんは、もちろん食にこだわりがあって、料理にも詳しい方が多いです。
美味しいランチをいただきながら、畑の話の他にも
「今のレストラン界で流行りのメニューは?」
「あ、あれ使えるんじゃない?」
などと料理談義、野菜談義が盛り上がってまいります!
午後はカボチャの畑から見学です。
こちらの農家さんは、カボチャに関しては放任主義。
無農薬の畑は生命に満ち溢れてます。
でも、よく見てください。
ちゃんとカボチャが、ほらここにも(と教えてもらっているところ)
ではそろそろ「お宝」の登場です。
オーガニックの農家さんって、探究心が旺盛で、新しい作物に挑戦されてる方が多いんです。
電話で聞いても、なかなか教えてもらえませんが、畑にいってみたら、ほら、あった!
この日はアーティチョークに食用ほおずき。
「アーティチョークを探してるけど有機のが無いんです。ぜひ作ってください!」「わかりました、では来年は頑張ります!」と新しい野菜の話がまとまっていきます。
こんな話があると、農家さんも安心して取り組めて、いいですね!
ズッキーニ畑では、収穫できずに大きく育ちすぎた「お化けズッキーニ」が登場。大人の腕より太くて長いです。
こちらはオブジェとしてレストランに飾られることになりました。
これも「お宝」のうち。
ディープな畑の話もうかがえます。
ズッキーニって、1つの株から10本以上収穫できるんですって!
10本獲ると、幹はこんな感じ。
かわいい花畑があるとおもったら「クロタラリア」というマメ科の植物。
これは出荷用ではなくて、窒素を取り込む緑肥として植えていて、シーズンが終わると畑に漉き込んでしまうそうです。
最後はスイスチャードとビーツの畑です。
畑が合ってるのか、どちらもデッカく育ってます!(比較はiPhone 6S)
こんな感じで、たっぷり1日、畑をみせていただきました。
新しい料理の話や、作付け計画の話も出て、とっても有意義に過ごせたんではないでしょうか!?
マクミノルでは、レストランや小売店の皆様をお連れして、このような農園ツアーを定期的に開催してまいります。
ご興味のある方は、開催予定などご案内いたしますので、ぜひお問い合わせください。