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南伊豆アボカドPrj. 現地報告2018春

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南伊豆アボカドPrj. 現地報告2018春

南伊豆アボカドPrj. 現地報告2018春

南伊豆アボカドプロジェクト 2018年春の現地の様子をご報告いたします!

2018/05/27(日)に現地・マザーアースクラブを訪問し、苗木の成長を確認してまいりました。その模様を写真とともにご覧ください。

苗木の生育 – 厳しかった2018冬

今年の冬は、全国的に厳しい冷え込みに見舞われました。東京でも大雪で幹線道路が麻痺、多くの車が首都高速のトンネルに何時間も閉じ込められた、というニュースもありました。

そして、残念ながら、南伊豆のアボカド苗木にも寒波の影響が出てしまいました…
外のアボカド果樹園に定植した苗木、全滅はしませんでしたが、被害の状況は概ね以下の通りです。

  • 2割 – 葉を落として枯れた
  • 6割 – 葉を落としたが、苗木は生きている(春に新芽が出た)
  • 2割 – 無事に冬を越して成長

まずは実際の写真で様子を見てみましょう。およそ6割が↓この状態です。

苗木そのものは生きていて、春になると新芽が出てきていました。このまま春〜夏〜秋とまた成長を続けていく見込みですが「振り出しに戻った」感は否めません…

外で無事に冬を越し、春から枝や葉を増やしている苗木もありましたが、数は少なかったです。

今年の1月、2月には、最低気温が氷点下となる日が3〜4日続くことがありました。木の世話をお願いしている石川さん、南伊豆で30年以上暮らすベテラン農家さんですが、南伊豆がこんなに冷え込んだのは、初めての経験だそうです。
アボカドの苗木は -2℃〜-5℃ くらいまでの耐寒性はあると言われている品種を使っており、これまで単発の冷え込みでは問題ありませんでしたが、氷点下が何日も続くような場合には、厳しかったようです。

プロジェクトご参加の皆様に名付けしていただいた木も、何本かは「振り出し」状態になってしまいましたが、このままではあんまりですので、また改めて苗木の割当てをやり直します。(詳細は後述いたします)

苗木の生育 – ハウス内は元気!

厳しい寒波に襲われたにも関わらず、ハウスの中の苗木達には被害はありませんでした。
元気に育って、順調に大きくなっています!

中には、春になるともう花を付け始めた苗木もありましたが、まだ実を付けられるほど木が育っていませんので、花は取ってしまいます。

今後の育成方針と苗木の割当て

石川さんとも話をして、今年は例年にない異常な冷え込みだったとは言え、今後については「同程度の冷え込みが、いずれまた来る」ことを前提にしよう、と決めました。
以上の状況を踏まえて、今後の育成方針を見直しました。

  • 苗木購入から3年間は、ハウス内で育てる。3年後に外の果樹園に定植。
  • 苗木越冬用のハウスを増やす。
  • 外の果樹園に定植した木の冬支度では、もう少し大掛かりな風除けを施す。
  • 2017年に名前を付けた苗木の割当ては、一旦白紙に戻し、ハウスで無事に越冬した苗木の中から、改めて割当てを行う

ハウス内で育てる苗木には、写真の大きな黒い植木鉢を使います。これなら3年目ぐらいまで問題なく育てられるそうです。

また足踏みしてしまったような状況で残念なのですが、一つずつ問題をクリアし、栽培のノウハウを蓄積しています。
「国産・無農薬アボカド」の収穫に向けて、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

農園の様子

アボカドに続いて、石川さんの農園・マザーアースクラブの様子を見せていただきました。初夏は色んな「美味しい実」が成り始める季節です。楽しいですよ!

まずは農園の主力作物の一つ、甘夏です。
たわわに実る黄色の玉、玉、玉!
見上げれば、見渡す限り、視界の端から端まで、甘夏!
とても幸せな光景です。

「もぐもぐタイム」もやっていただきました。
こちら、南伊豆町のふるさと納税の返礼品にもなった逸品。甘さと酸味のバランスが抜群です。
美味しーい!

畑の道端には、桑の実が生っていたり、ビワが生っていたり。これらも捥いで食べさせてもらえました。甘ーい!

こちらはザクロの花です。(タコさんウィンナーの木ではありません)
実は秋に生ります。
楽しみですね!

観光案内も少々

今回は現地で一泊し、近隣の観光もしてきました。翌日は曇りで、写真がイマイチですが、現地訪問のご参考になりましたら幸いです。

やはり伊豆といえば海!農園最寄りの弓ヶ浜海水浴場です。約700mも続くきれいな砂浜です。近くには国民休暇村や、多数の民宿もあります。夏にぜひ。

そして、やはり海の幸!新鮮・盛り盛りのお刺身と、名物・金目鯛の煮付け!

こちらは農園から車で15分ほどの場所・あいあい岬です。海の透明度が高く、お天気がよければコバルトブルーの海に浮かぶ岸壁が見られます(晴れた日にリベンジしたい)

こちらは伊豆急下田駅にも近い、下田公園。幕末、ペリーの来航を契機に開港した下田港の役所跡や記念碑がある他に、四季折々の花が植えられ、イベントが開催されています。ちょうど訪問時は、あじさい祭りが始まったところでした。


取材日:2018/05/27

今回のご報告はここまでです。いかがでしたでしょうか?

紹介しきれなかった観光スポットも多数ございます。南伊豆は本当にいいところです。
アボカド苗木の実物を見ていただきたいのはもちろん、実り豊かな農園を体験して、お世話をしてもらっている石川さんのお人柄にも触れていただきたいです。

次回の現地訪問は2018年11月中旬を予定しています。また近くになりましたらご案内いたしますので、ぜひご一緒しましょう!

プロジェクト参加者も引き続き募集しています。ご参加お待ちしています!

南伊豆アボカドプロジェクト
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南伊豆の温暖な地で、石川さんが無農薬・無化学肥料の国産アボカドにチャレンジされます。ぜひ応援してください! 参加されると、貴重な国産無農薬アボカドが手に入ります。

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